収益性、信頼性を最大限実現した太陽光発電所を作るために | 用地情報収集編 簡易割り付け~その2

テクニカルインフォ
2017年06月20日

前回、簡易割付けするにあたって最低限必要なものをご紹介しましたが、
今回は、割付けるにあたって具体的にどのようにすれば
簡単な太陽光モジュールの配置、シミュレーションができるか
をざっくりとお伝えいたします。

まずは公図をもとに、場所をインターネット地図で検索してみましょう。
YahooマップやGoogleマップのように敷地外周距離が概算で計測でき、
航空写真が見られるサイト等がお勧めです。

航空写真で覗いてみると、
実際の土地の傾斜角度等は正確には分からないものの
大体予測で平地なのか傾斜地なのか、もしくは周辺にどういったものが
ありそうかが分かります。
当然ながら、インターネット上に登録されているマップは
古い場合がありますので、実際の土地周辺環境は違うかもしれません。
しかし、大体どういったものがあるか、今後はどういうインフラが
整備されそうかなどの目星がつく場合もあります。

以下の写真は弊社が既に設置した太陽光発電所ではありますが、
場所を特定する方法のご紹介のため参考に挙げさせて頂きます。

ここで仮に場所が特定できたとしましょう。
検索したマップを公図と照らし合わせてみると、
どのエリアかが形状で大体分かると思います。

GoogleマップやYahooマップで
この形状の外周距離を計測する機能があります。
この機能は敷地の各点をクリックする事で、
各点間の距離を表示してくれます。

この機能を大いに活用しましょう。

この機能によって距離の計測結果を保存し、
敷地を模った図形をCADに落とし込むのです。
縮尺の関係も考慮必要ですが、非常に楽にできます。
※下写真参照

ここまでできれば、あとは真上から見た太陽光モジュールアレイを
模った四角形を敷き詰めます。

次回はどのように敷き詰めるかをご紹介したいと思います。

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