収益性、信頼性を最大限実現した太陽光発電所を作るために | 用地の実調編-インフラ整備状況
テクニカルインフォ
2017年11月21日
今回はインフラ整備状況の留意すべき点についてご紹介します。

太陽光発電所の建設にあたり、遠隔監視装置等の設置が必須となっています。
より正確な監視をできるようにするために、電話回線や通信回線等の
通信インフラの状況を確認しておく必要があります。

前回の「配電線への系統連系点の状況」でもご紹介しましたが、
連系点の確認と同時に、そこから敷地までどのように
送電線を引き込むのかと共に、
送電線が影を太陽光モジュールに落とさないかを確認されることを推奨いたします。
場合によっては送電線の影が発電障害の原因となることがあります。

作業員が常駐する事も念頭に、飲用水やトイレ等の設置の検討も必要です。
(仮設トイレ等で対応することも可能です。)

発電所建設や日々の運用から発生する廃棄物は法に基づき適切に処理することが必要です。
除草などによって排出された草も適切に処分をする必要があります。
自治体によって処分の方法が異なりますのであらかじめ調べておかれることを推奨いたします。
次回で、用地実調編の最後になります。
よろしくお願い致します。